スクリーンとは第3話です。
前回はスクリーン選びのポイント
サイズについてお話ししました。
今回は機構についてです。
機構とは
・電動昇降タイプとか
・パネルタイプとかです。
他に以下のようなタイプがあります。
・手動昇降タイプ
・床置きタイプ
・壁掛けタイプ
・三脚設置タイプ
その中でホームシアターでよく使われる
電動昇降、手動昇降、パネルタイプについて説明してみます。
*床置き、壁掛け、三脚タイプはご自身で設置、設定されたり
業務用途、モバイルプロジェクターで使用されることが多いですね。
それぞれメリット、デメリットがありますので
環境や楽しみ方、スタイルに合わせての選定が必要です。
■電動昇降タイプ
リモコンを使ってスクリーンを上げ下げするタイプになります。
ホームシアターでは一般的です。弊社のインストールでも
約6割は電動タイプになると思います。
(約4割がパネルタイプ、手動やその他は1割以下です)
天井面にケースがあって普段はそこに収納、
ホームシアターを使う時だけ降ろします。
リビングなどでTVが壁掛けされていて(据置でもOK)
その前にスクリーンを降ろす2WAYタイプのシアターにおすすめ。
手動タイプだとTVに誤ってぶつけてしまったりする事があります。
●こんなシアターにオススメ
・リビングシアター、2WAYシアター。
・電動で降りてくるわくわく感を楽しみたい。オートメーションと併用など。
■手動昇降タイプ
手動(引き下げ棒)でスクリーンを降ろすタイプになります。
電動タイプに比べて安価です。
安価なのでその分、デメリットはあります。
手動でテンションを掛けて引っ張るので
電動タイプに比べて生地は劣化(ヨレシワが多くでる)し易いと思います。
また、毎回、映像に合わせて止める位置を微調整しないといけないんですね。
そうしたちょっとした手間が・・・ホームシアターを楽しむ頻度を下げてしまう事があります。
●こんなシアターにオススメ
・出来るだけ安価にしたい。
■パネルタイプ
絵画みたいに額縁にスクリーン生地を貼り込んだものです。
専用ルームで多いタイプになりますが、
一番のメリットは画質です。
要は電動にしろ、手動にしろ昇降タイプは生地が多少なりヨレます。
パネルはほぼヨレないです。
生地がヨレると映像に歪みが出ます。
線が真っすぐにならない、フォーカスが場所によって甘くなる
なんて事が起こります。
なので画質を重視したい専用ルームに向いています。
もう一つ画質に貢献するところがスクリーンの上黒下黒、左右黒と言われる部分の
黒いフレームがベルベット仕上げになっているんですね。(ベルベットじゃないものありますが)
昇降タイプのものは白生地に塗装をしているだけですが、
パネルタイプは光を吸収する生地になっているんですね。
プロジェクターの位置調整をするとき、少し大きめ(mm単位ですが)に映して
その黒に掛ける感じにしますが、光が吸収されると綺麗にマスキングされるんですね。
映像の外に真っ黒の枠があると色も映えるんです。
パネルタイプは壁に常にあります。
専用ルームであればそのままでもカッコイイのですが、
映画館の緞帳風に電動のローマンシェード(カーテン生地で天井から降りてくるタイプ)で隠したり
するとホームシアター度がアップします。
天井面いっぱいまでパネルスクリーンを設置したときに電動バーチカルカーテンを
使った事もあります。
●こんなシアターにオススメ
・映像を少しでも綺麗に映したい。
・映画館のような雰囲気の専用ルームシアター。(リビングも無理ではないです)
如何でしょうか?
色々ありますが、
簡単に
リビングシアターであれば<電動昇降タイプ>、
専用ルームであれば<パネルタイプ>から
考えて頂ければ良いかと思います。
後は、使い方やこだわりから
他の選択肢を検討されるのが近道かと思います。
では
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『ホームシアターコラム』
⑬JVCプロジェクターアップデート「Theater Optimizer/シアターオプティマイザー」
⑩プロジェクター昇降機 CAV PL-600
⑨AURAS大阪店 設置プロジェクター JVC DLA-V7
⑧オススメプロジェクター2020年度版 後編
⑦オススメプロジェクター2020年度版 前編
⑥プロジェクターの種類 ホーム用?ビジネス用?
⑤大画面/プロジェクター
④リビングと専用ルーム
③ホームシアターをどの部屋に造りましょうか
②ホームシアターの楽しみ方
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